まさかサッカーと同じ練習でいいと思っていませんか?
システムとフォーメーション
フットサルには多彩な戦術があり、それが魅力のひとつともなっています。
試合に勝つためには、出場する選手たち全員が
チームの目指す戦術を理解し、実行しなければいけません。
システムとは?
システムとは、試合に出場する選手達のポジションの構成です。
どの選手をコートのどこに配置し、どんな役割を持たせるのか
それを考える必要があります。
そのためには、チームの状態や選手それぞれの特徴を知り、
チームに合ったフォーメーションを選ばなければいけません。
代表的なシステム
フットサルのフォーメーションには様々な形のものがあります。
また、同じシステムでもチームの個性によって、少しずつ形は変わってきます。
良く使われるフォーメーションには、次の2つの形があります。
1:1-2-1システム
ダイヤモンド型とも呼ばれるフォーメーションです。
攻守のバランスが良く、最も良く使われる形です。
攻撃時には、トップを頂点としたトライアングル(三角形)を意識することで
スムーズにゲームが作れます。
2:2-2システム
ボックス型とも呼ばれるフォーメーションです。
攻撃に重きをおいた選手が2人、守備的な選手が2人と、
それぞれの役割が分かりやすい形になっています。
戦術上の役割がはっきりしているので、
子供たちや、あまりチームで運動することに慣れていない人たちでも
簡単にゲームを始めることができます。
もちろん、上級者のチームでも十分に戦術的にゲームを組み立てることもできます。
守備の時にボックスが広くなっていると、中央突破がされやすく、
狭くなったときは、サイド攻撃がされやすくなります。
また、ディフェンスが攻撃参加中にカウンターを受けると、
ポジションにぽっかりと穴があいてしまうので、
うまくバランスをとる感覚が重要になってきます。
フットサルのシステムには、この他にも様々な形があります。
まずはこの2つの基本形からはじめて、
徐々にチームに合ったフォーメーションを探しましょう。